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保育士試験合格基準は?

試験は難しい

保育士試験は難しい・・でも合格できないことはない!

保育士養成校に行って保育士になるための教育を受けるのではなく、保育士試験を受けて合格し保育士になることを目指している方は、保育士試験が決して簡単ではないということも理解されていると思います。
年に1回だけ行わられる保育士試験に合格することで保育士資格を取得できますが、この試験は難しいことで知られているのです。
勿論弁護士や司法書士並みに難しいということはありませんが、合格率をみると10%から15%ですから狭き門といえます。

それでもしっかり勉強することで合格するは夢ではないのですから、保育士試験の科目や合格基準などを深く理解し、保育士試験に向けて頑張っていきましょう。

保育士試験の科目や合格基準はどのようになっているのか

保育士試験は筆記試験と学科試験があり、筆記は保育原理・教育原理および社会的養護・児童家庭福祉・社会福祉・保育の心理学・子どもの保健・子どもの食と栄養・保育実習理論という科目があります。
マークシート方式の試験で100点満点中60点、つまり6割以上得点することで合格、筆記試験が可能です。
教育原理および社会的養護は各分野で50点満点となり、各分野において30点以上取得が合格基準となっています。

実技試験は筆記試験を受け合格した人が進める試験で、音楽・絵画制作・言語という三つの分野の中から2分野を選択し試験を受けることができます。
この実技試験での注意点としては、保育士試験申請を行うときに、実技試験について何を選択するかを決めておかなければならないという点でしょう。

筆記試験後に決める事が出来ればいいのですが、試験の申込時に受験申込書類に記入しなければなりません。
そのため内容をしっかりと確認し、どの実技試験を選択するのか考えることも重要なことなのです。

実技試験の合格は明確な基準点が公表れていない

実技試験の音楽は弾き歌いで、課題曲に伴奏をつけて歌を歌う試験で、絵画制作は色鉛筆画で保育園活動の一場面を描きます。
言語は3分以内で園児向けのお話をするという試験になるのです。

この実技試験については明確に合格基準点が公表されていないですし、自分の得点については合格通知で何点だったのか知る事しかできず、どのような表現に点数がついてどんなことがマイナスだったのか?知ることもできないのです。
評価をしてくれたら、もしも不合格となった場合、次回に向けて練習などもできると思うのですが、これもまた、保育士試験の難しいところなのかもしれません。

通信講座や試験前対策などを受けておくと安心

通信講座も最近はネットを通して質問が出来る事が多く、わからないことについてもすぐに理解できるようになっています。
保育士試験は筆記も難しいので、通信講座や試験前対策などを受けておく方が安心かもしれません。

独学にしてもきちんと保育について深い知識をもてるように勉強しなければならないので、ある程度時間をかけて試験にチャレンジした方がいいでしょう。