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子どもに楽しく食べる為のマナーを教えよう

食事のマナー

食べることのマナーも食育の一つ

食育、教育としてとらえてしまうとなんだか難しい感じがしてどうやって取り組めばいいのかわからないというママも多いと思います。
でも親御さんも小さいころから何気なく大人から学んできた食事のマナーも、実は食育の中に含まれているのです。
行儀よく食べるということ以外、食事を楽しく食べる事、これも食育の一環になります。

食べることが楽しい、食事っておいしいと子供たちが生き生きと食べてくれる事が何よりも大切なこと、では食事のマナーという食育を一緒に学んでいきましょう。

年齢によって違う食事のマナー教育

3歳から4歳くらいのお子さんは、みんながテーブルについたらいただきますをして食べる事、食事に利用するスプーン、箸を上手に利用できるようになる事、隣の人のおかずに手を出さない事など、基本的なことを少しずつ教えます。
5歳から6歳になったら、食べ物を口に入れたまま話をしない事、食事をしている時には周囲の人にも迷惑なので席を立たない事、くちゃくちゃと音を立てて食べない事、一般的には左で茶碗を持ち右手で箸を持って食べることを教えましょう。

こうして小学校就学前に食べる基本的なマナーを覚えておけば、給食のときに歩き回るとか、食事している最中に口にものを入れて話をするとか、ほかでやったら恥ずかしいマナー違反もしないようになりますし、癖にできます。

おいしいと感じる食卓にすることの重要性

食事のマナーや食器、箸やスプーンの扱い方、それに音を立てて食べないなどのマナー違反を理解出来たら、そのマナーを守りながら楽しく食事をするマナーも学びましょう。
私たち大人もいつから食事の時に恥ずかしいと思うことのないマナーを身に着けたのか?おぼえていないものですが、子どもたちも大人に指導されつつ、自然とできるようになっていくはずです。

保育士が子供たちと一緒に食事するときにも、子供が見本として見ている事を意識し、楽しくマナーを守って食事し、子供たちが世に出たときに恥ずかしい思いをしないように、ご家庭と保育園両方で学ばせていきたい事です。